1961年頃のFranke&Heidecke社製RolleiFlexローライフレックスCarl Zeiss Jena TessarF3.5 75mmレンズ付き実働品です。カメラ内部にもレンズにも傷やカビはありません。シリアル番号1404497。まだ電子露出計が内蔵される前のモデルAutomatフィルムセンサー付きタイマー付きフラッシュ/ストロボ切り替えスイッチシャッターロックRolleikinフィルムサイズアダプターUVフィルター角形レンズフード純正本革ケース父が買ってから直ぐに新製品の電子露出計内蔵モデルに買い替えたきり仕舞い込んで50年近く死蔵されていました。カメラ用気密ケースに乾燥剤と一緒に保管されていたのでカビの発生もなく綺麗なまま保管されていました。大卒初任給が14000円で国鉄の初乗り料金が10円の時代に83000円で売られていた超高級カメラです。飾りとしての骨董品ではなくて実際に撮影に使える性能を保持しています。高額な商品であって輸送中のダメージにも敏感な精密光学機器なので、実際に手に取ってご自身で撮影してから購入を決定される事をお勧めします。フィルム数本と露出計と三脚持参で藤沢駅近辺にお越し頂ければ試験撮影をお手伝いします。現像と印画紙焼きの結果にご満足頂けてからのご検討で結構です。スタジオで撮影するプロカメラマンは別として、屋外で撮影するには相当予習をして練習をしないと使いこなせる代物ではないです。露出計で露出を決めてもリアルタイムにコンピュータが補正してくれないので焼いてみるまで結果は分かりません。動く動物とか子供の写真も撮れません。三脚とレリーズコードは使った方が確実です。レフカメラなので構図とピント合わせは正確に決められますがフィルムへの露光結果はやや運まかせ。数撃ちゃ当たる的要素も多いです。当然フィルム代と現像印画紙代も嵩みます。ヴィンテージ二眼レフに挑戦する情熱と覚悟がないとまず無理です。逆に言えば熱意を持って道楽を深掘りする人にはこれだけ奥の深い趣味は他にはないでしょう。普通の一眼レフとかAFのカメラを知らない人が入門した方が先入観がない分楽しいかも知れません。ローライフレックスのファンサイトは国内にも国外にも多いので、撮影のコツやアイデアが学べます。人物撮影と商品撮影では現代のカメラに負けません。